猫の健康と食事

猫の尿路結石を予防するキャットフードの選び方とおすすめランキング

猫の尿路結石を予防するキャットフードの選び方とおすすめランキング
獣医の私
獣医の私

こんにちは!「キャットフードと私」編集長のミナミです。

実は猫というのは尿路結石にかかりやすい動物って知っていましたか・・・?特にオスの猫が発症する可能性が高く日頃の食事から予防することが大切になってきます!

また、日頃から水分摂取を行う習慣のある猫が少なく、おしっこをあまりしないことが原因と言われています。今回は、そんな尿路結石の予防に効果があると言われているキャットフードの選び方について解説していきますね!

また、どんなキャットフードが尿路結石の予防に効果があるのか?おすすめをランキング形式でも紹介していますので、尿路結石予防を考えている人にお教えしていこうと思いますので、参考にしてみてくださいね!

尿路結石予防用キャットフードの選び方

尿路結石は水をよく飲ませることでも予防効果が期待できると言われていますが、キャットフードを尿路結石予防用に切り替えることでも期待できます。そこで!どのような基準で選んでいけばいいのか、詳しい内容をお教えしていきますね!

1、動物性タンパク質が豊富でグレインフリーが望ましい!

猫は肉食であるため、高たんぱくな食事を行うことで代謝機能が向上することがわかっています。そのため、たんぱく質を多く含むキャットフードを与えることで、おしっこの量を増やし、尿路結石になることを予防することが可能です。

反対に人間では代謝を促す穀物は、猫にとっては消化不良を引き起こす原因になる可能性があります。それは穀物を分解するアミラーゼの量が猫は圧倒的に少ないからです。代謝を促し、おしっこの量を増やして尿路結石になることを予防するのであれば、高たんぱくで穀物不使用のグレインフリーのキャットフードを選択するようにしましょう。

2、マグネシウムなどのミネラル分が少ない物を選ぼう!

尿路結石になってしまう原因として、カルシウムやマグネシウムといったミネラル分が多いキャットフードを与えてしまうと、発症する可能性があると言われています。そのため、尿路結石の予防としてキャットフードを切り替えるのであれば、ミネラル分が少ないキャットフードを選ぶようにしましょう。

3、尿のpH値を中性に保つためのキャットフードが良い!

尿路結石になるかどうかは、おしっこのpH値が酸性かアルカリ性のどちらかに傾くことで発症します。予防するためには、おしっこのpH値が中性になるように、食事などで調整を行うことが大切です。

pH値を中性にするためには、フードのpHを5に調整して猫の体内でおしっこを中性するのが、一つの方法として効果が期待できます。

尿路結石予防用のキャットフードおすすめランキング

尿路結石を予防するためのキャットフードの選び方を解説していきましたが、具体的にどんなキャットフードが効果的なのか、気になる方も多いでしょう。そんな方のために、尿路結石予防用としておすすめのキャットフードをランキング形式で紹介します。

因みに尿路結石の猫には、獣医さんに処方してもらっている療法食を食べさせてあげてくださいね!「尿路結石用の食事」と「予防食」とでは意味合いが違いますので注意しましょう!

1位 オリジン

骨なし鶏肉を主原料として高たんぱくに配合されているのが特徴の「オリジン」。消化不良の原因となる穀物が含まれていないグレインフリーであるため、代謝機能を正常にしておしっこの回数を増やしてくれる効果が期待できます。

またストルバイト結石に効果があるクランベリーが配合されていて、キャットフードのpH値も5となっていることから、日頃の食事で尿路結石を予防することが可能です。

2位 ファインペッツ

高たんぱくで人工添加物が含まれていない無添加のキャットフードであるため、代謝機能を正常に働かせてくれる効果が期待できます。穀物が含まれていますが、消化吸収のいい大麦や全粒米であるため、消化吸収がいいのが特徴です。

キャットフードのpH値も5に調整されているため与えることで、飼い猫の体内でpHを中性に整えることができます。

3位 カナガン

高たんぱくでマグネシウムも少ないことから、代謝を向上させつつ、尿路結石になる恐れを予防する効果が期待できます。

また利尿効果が期待できるクランベリーも、他のキャットフードよりも多く配合されているため、自然とおしっこの回数を増やす工夫が施されているのが特徴です。

4位 シンプリー

主原料は生サーモンで、腎臓のケアをしてくれる効果のオメガ脂肪酸が配合されているのが特徴です。また利尿効果が期待できるクランベリーが配合されているため、尿路結石の予防にも効果が期待できます。

ミネラル類もバランスよく配合されているため、尿路結石を誘発恐れがないのもおすすめできるポイントです。

5位 モグニャン

白身魚を主原料としているため、高たんぱくで猫の食いつきがいいのが特徴になっているキャットフードです。

利尿効果が期待できるクランベリーが配合されていて、pH値を中性に維持するように調整されているため、尿路結石を予防するキャットフードとしておすすめになります。

グレインフリーで人工添加物が入っていないため、猫の健康維持のために工夫がされているのもおすすめポイントです。

なぜ尿路結石になる猫が多いのか?

猫の多くは尿路結石を発症してしまうと言われていますが、なぜ猫は尿路結石を発症しやすいのでしょうか。尿路結石になりやすい原因を解説していくので、参考にしてみてください。

1.先祖が砂漠に住んでいて水を飲む習慣が少なかった

猫の先祖は砂漠に住んでいたと言われていて、水を飲む習慣があまりありませんでした。その影響が今の猫にも存在していて、少量の水でも生活できるようになっています。

少量の水でも生活できるということは、おしっこに行く機会も減るということなので、おしっこの頻度が減ることでおしっこの中で結石化しやすくなってしまうのです。

キャットフードで尿路結石になることを予防するのも大切ですが、まずは水を多く飲ませることで、おしっこを促すことも大切な行動に一つになります。

2.若い猫はストルバイト結石になりやすい

おしっこのpH値がアルカリ性に傾くことで発生する恐れのある尿路結石の形で、若い猫に多く、ほとんどの猫の尿路結石は「ストルバイト結石」が多いと言われています。

療法食に切り替えることで、おしっこのpH値を酸性に傾かせると、溶けて消えることもあるので、まずは病院で診察してもらうようにしましょう。

3.高齢猫はシュウ酸カルシウム結石になりやすい

おしっこのpH値が酸性に傾くことで発生する恐れのある尿路結石の形で、高齢猫が多く発症すると言われています。

「シュウ酸カルシウム結石」はストルバイト結石と違い、療法食で溶かして消すことができないため、状況によっては手術で取り除く必要があるでしょう。

発症すると治療するのが困難になってしまう可能性が高いので、尿路結石にならないように予防をしっかり行う必要があります。予防としては、水を多く飲ませておしっこの回数が増えるようにしたり、尿路結石予防に効果的なフードに切り替えていくようにしましょう。

まとめ

雄猫に発症する可能性が高いと言われている尿路結石。一度発症すると治療するのに時間がかかってしまう恐れがあるため、事前に予防をしておくことが大切です。

尿路結石の予防を行うためにも、高たんぱくでミネラル分が少ないキャットフードを選択するようにしましょう。それだけでなく、他にもグレインフリーで無添加であることも、猫の体調を労わる意味では重要なので、成分表はしっかり確認しておくことが大切です。

尿路結石は日常の生活習慣で発症するかどうかが決まります。おしっこの回数が少ないようであれば、水を多く飲ませたり、フードを切り替えて代謝を向上させることが予防に繋がるでしょう。

いつまでも元気な姿でいられるように、尿路結石の予防は常に意識して、キャットフードを与えていくことをおすすめします。